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2019年4月24日水曜日

お酒で脳細胞が死んでいく数が増えてぼけやすい

Question

お酒で脳細胞が死んでいく数が増えてぼけやすいというのは本当でしょうか?

Answer

深酒の翌朝は、脳細胞のなかの結合水が6割も失われて脳が縮んでいます。これをくり返せば、脳によいわけがありません。

その証拠に、アルコール症の患者さんの脳のCT検査を行うと、かなりの割合で脳萎縮が認められます。これらの脳萎縮はとうぜんボケの原因になりますが、アルコ一ルの影響が大脳だけでなく記憶にかかわる脳幹の乳頭体に及ぶと、コルサコフ症候群という特殊なボケがおこってきます。

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まず、かるい意識障害がでます。ついで目玉のうごきに支障をきたします。目玉が勝手にうごけば当然うまく歩けません。したがって、酔っていないときでも千鳥足となります。このような状態のことを「ウェルニッケ脳症」といいます。 そこに記憶障害がくわわれば「コルサコフ症候群」というボケ同然の症状になります。さらに、下肢が麻痺して思うようにうごかせない「アルコール性小脳変性症」や、ニコチン酸欠乏による「ペラグラ脳症」などと診断される人も少なくありません。
と紹介されています。

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