- Question…酸素は細胞までどのように届く
- Answer…肺で血液に入りますが胃腸でも吸収されます。
口や鼻から取り込んだ酸素は、まず肺に届けられます。肺の中には肺胞という直径0.1~0.2mのとても小さなブドウの房のような袋が約7億個もあります。吸った酸素は、この肺胞の薄い膜を通過して血液に入り、体内でいらなくなつた二酸化炭素と交換されて、赤血球( ヘモグロビン) と結びつきます。そして心臓から動脈の流れに乗り、全身へ運ばれて、毛細血管から体じゅうの細胞に取り込まれています。しかし、酸素を取り込む器官は肺だけではありません。ごく少量ですが、酸素が胃や腸の毛細血管に直接入ることも確認されています。胃腸から吸収された酸素は赤血球とは結びつかず、血しょう(血液の液体成分)に直接溶け込みます。
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