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2014年5月7日水曜日

アレルギー性結膜炎の治療は?

Question
  アレルギー性結膜炎の治療は? 
Answer

アレルギー疾患はつらい病気です。かゆくてたまらない結膜炎やくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの鼻炎など、そ苦しさとつらさは人には言えないものがあります。そこで症状が悪化しないようにするためには薬剤による治療が必要になります。アレルギー性結膜炎の治療には、抗アレルギー点眼薬がよく使われます。抗アレルギー点眼薬にはヒスタミンH括抗点眼薬とメデイエーター遊離抑制点眼薬の2種類があります。

ヒスタミンH括抗点眼薬はかゆみを引き起こすヒスタミンの作用を直接阻止するので、主にかゆみの強いときに処方されます。メデイエーター遊離抑制点眼薬はヒスタミンなどを増やさないようにする作用がありますが、効果が現れるまで2 週間くらいかかるため、症状が現れる前から使い始めることがあります。抗アレルギー点眼薬は比較的副作用の少ない薬です。使用中は勝手に中断することなく医師の指示に従って使うことが大切です。また、重症になると副腎皮質ホルモン(ステロイド)点眼薬が用いられます。この薬は作用が強くよく効きますが、副作用もありますので、医師の指示に従って使用します。

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