まめに掃除をしてハウスダストを減らすこと
ハウスダストがほこりとなってたまると、空中に舞い上がりやすくなり、アレルギーを引き起こす原因となります。ダニはじゅうたんやたたみのほこり1 g中に平均3000匹もいるといわれています。したがって、ほこりをためないように、まめに床をていねいに電気掃除機をかけることが大切です。また、家具や棚の上などのほこりは、よくしぼったぬふれぞうきんで拭き取りましょう。冷暖房機、空気清浄機のフィルターを水洗いすること、年に2回はたたみを干すことなども大切です。風通しを良くしてダニ・カビを増やさないこと
ダニは温度が25度 、湿度が75%前後にしましょう。特に食事の準備やお湯を沸かすときなどには水蒸気が発生して湿度が上がりやすくなりますので、必ず換気が必要です。開放型の石油・ガスストーブの使用中も湿度が上がりますので気をつけましょう。また、温度調節や除湿のためにエアコンを使う際は、フィルターのほこりにダニやカビが繁殖している可能性がありますので、きちんと掃除してから使用しましょう。寝具の手入れを怠らないこと
ダニは人やペットのフケ、垢などをエサとするため、それらの発生しやすい寝室や寝具類でよく増えます。寝室の床はまめに掃除機をかけ、晴れた日はふとんを天日干しし、枕カバーやシーツは毎週洗濯しましょう。ふとんの天日干しは、夕方外の湿度が上がる前に取り込み、取り込んだ後は、さらに掃除機をかけるとダニ退治の効果がアップします。雨の日が続いたり花粉の飛散期間などは、ふとん乾燥機を使うのもよいですが、使用中は室内の湿度が上がりますので、換気を心がけましょう。また、季節の変わり目に押入れから出したばかりの寝具類は、使用前に洗濯または天日干しを行い、ていねいに掃除機をかけてから使いましょう。ダニの温床となるぬいぐるみは置かないこと
ぬいぐるみ、布製のソファー、壁掛け、じゅうたんなどはほこりがたまりやすく、ダニの温床となります。できるだけ置かないようにしましょう。床素材としては、板の間(フローリング)が理想的です。また、室内でペットを飼ったり、観葉植物を置いたりすることも、ダニを増やす原因となります。ペットは初めから飼わないか、外で飼うようにしましょう。
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