水を少しでも多めに飲むとすぐにむくんでしまい水太りしてしまう気がします

Question

水を少しでも多めに飲むとすぐにむくんでしまい水太りしてしまう気がします。

Answer

「太るからあまり水は飲まない」という人がいますが、これはむしろ逆効果です。水分が不足するとリンパ液の流れが悪くなり、太るというよりもむくんでしまうのです。

また、老廃物がたまって便秘がちになり、お腹もぽっこりと出てしまいます。水分を控えるよりも、水分代謝のよいからだになることが大切です。

なるべく常温の水を少しずつ何回にも分けてマメに飲むようにしましょう。水分を摂りすぎたから太ってしまうわけではないのです。

ちなみに第一線で活躍する女優さんやモデルさんは1日に3リットル以上を必ず飲みます。

普通の人の水分量が約60％ 前後なのに対し、脂肪の多い肥満体の人の水分量はなんと50 ％。

体内の水分が足りずに水の循環が悪化して、さらなる肥満やむくみを招いているのです。細胞内の水の代謝はナトリウムとカリウムの働きに左右されています。

この2つを含んだミネラルバランスのよい水を飲んで、無理せずむくみを解消しましょう。水をこまめに飲むことで代謝がよくなり、脂肪の燃焼が促進されます。リンパ液の流れが改善され、水分代謝のいいからだになることでダイエットにもっながります。

それでもむくむという方のいちばんの原因は冷えによるものです。体内の水分は主にリンパ腺を通って回収され、鎖骨下静脈から静脈を抜け、腎臓でろ過されて排泄されます。

実は、リンパ腺そのものには運動能力がありません。では、どうやってリンパ液を流しているのかというと、ひとつは、筋肉の運動です。筋肉が動かなくなると、流れも止まってしまいます。

もうひとつは、静脈の流れです。リンパ液は、からだの表面に張り巡らされている静脈に沿って流れています。

つまり、静脈の流れに便乗しているのです。この静脈の流れが鈍くなると、当然、リンパ液の動きも悪くなります。冷えという症状は、血流が滞って起きるものですから、冷えを感じたときには水分を運ぶリンパ液の働きも弱っているのです。これが、むくみを引き起こす一因となっています。

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