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2019年5月10日金曜日

アルコール依存症に使われる薬

Question

アルコール依存症から立ち直るときに薬は使われますか?

Answer

ある期間お酒をやめて、正常な精神状態に回復するには抗酒剤をもちいることがあります。少なくとも6ヶ月単位で抗酒剤をのんだほうが断酒率はよいようです。
アルコール依存症の薬物療法については厚生労働症のサイトに詳細があります。

アルコール依存症の断酒維持のための薬物療法として、抗酒薬(ジスルフィラム・シアナミド)と飲酒欲求を減らす薬(アカンプロサート)が利用できます。抗酒薬は飲酒後の不快反応を利用して心理的に飲酒を断念する薬、アカンプロサートは脳内に作用して飲酒への欲求を減らすことで断酒を補助する薬です。

  1. ジスルフィラム【ノックビン】
  2. アカンプロサート
  3. レグテクトジェネリック
アルコール依存症の治療での薬物療法の役割は、ふたつあります。ひとつは離脱症状や不安・不眠などの併発症状を軽減させるためのもので、主にベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬が用いられます。もうひとつは断酒を維持するための薬物療法です。ここでは断酒維持を補助するための薬物療法について書きたいと思います。 断酒維持のために使用される薬物は、大きく分けて2種類があります。ひとつは抗酒薬と呼ばれる薬剤で「飲酒すると気持ち悪くなる」という状態を作ることによって飲酒行動を起こさなくするもの、もうひとつは中枢神経に作用して飲酒欲求を直接減らすことにより断酒を補助する薬剤です。

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