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2013年10月16日水曜日

【睡眠】生活リズムの乱れの原因は夜型生活?

Quetion:
生活リズムの乱れの原因は夜型生活? Answer:
大人も子供も夜型の生活になり、夜間に活動する比率が大きくなってきました。人工的な照明の下で過ごす時間が長くなり、自然な昼夜のリズムの下で生活することが減っています。
インターネットやテレビゲームは、みんな夜やるでしょう?
そのようなリズムでは夜の活動によって疲れてしまい、昼間に休息しているという生活になりかねません。本来の生活リズムがくずれ、こわされてきた状況にあると思います。夜型の生活でも規則性があれば救いがあります。夜型でも一日単位の周期が確立していればそれほど気にする必要はないのですが、そこがかなりくずれてきているのです。
たとえば交代勤務という労働形態があります。全人口の何割かが生活リズムを強引にシフトさせる交代勤務に就いています。そういう人たちが正常に体内時計を維持できるのか。
現実には苦痛をがまんし、無理をしなくてはなりません。ヒト本来の正しい生活ではないわけです。それでずいぶんストレスが高まる。経済的な活動がヒトの生存基盤をこわす動きが強くなりすぎています。生活リズムの乱れがなぜよくないのか。体の中にはいくつかのリズムがあって調和して動いているのに、それがバラバラになってしまうからです。
たとえば、体の中では体温のリズムに合わせて眠けのリズムや食欲のリズム、新陳代謝のリズムなどが働いています。それがバラバラになると「体温が高いのに眠らなければならない」というように、体としては非常に不愉快な状態になる。結果として無理が高じて体をこわすか、病気にならないまでも生活の質が悪くなってしまいます。現代社会は、そういういてい状況だと思います。
「働け働け」とがんばってハイテク社会が実現し、その分、生産性が上がって進歩したかのように見えました。しかし払った犠牲も大きく、そのつけが今になってふき出しています。

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