- Question…現代人は酸素不足?
- Answer…環境汚染で、大気が汚れており排気ガスで酸素不足状態になっている
排気ガスに含まれるCO( 一酸化炭素) は、酸素のかわりにヘモグロビンと結合して、体内の酸素運搬能力を低下させるという恐い一面もあります。数百年前は25%近かったという酸素濃度が、環境汚染のためか、現在では平均して20~21%にまで落ちています。
現代人の誰もが、酸素不足を意識すべきでしょう。
閉じられた空間で働く人は、特に注意が必要です。地下やタンク内など、低酸素の中で労働した人に酸素欠乏による労働災害が多く見られます。労働安全衛生法では酸素欠乏症等防止規則により、労働中の酸素環境に気を配るよう定めています。
酸素欠乏症
空気中の酸素濃度が低下することを酸素欠乏といいます。人体が酸素濃度18% 未満の環境におかれると生じます。- 21%…通常の空気の状態
- 18%…安全の下限(換気が必要)
- 16%…頭痛、吐き気
- 12%…めまい、吐き気
- 10~6%…昏睡、失神(7~8分以内に死亡)
- 6%以下…瞬時に呼吸停止
0 件のコメント:
コメントを投稿