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2017年4月30日日曜日

むずかしい本を読むとかえって眠れなくなる

Question

むずかしい本を読むとかえって眠れなくなる

 私は夜、人生論とか哲学書のようなむずかしい書物を読みますと、どういうわけか目がさえてしまい、まったく眠れなくなってしまいます。おそらく頭がさえてしまうせいだと思いますが、そのメカニズムを教えてください。

Answer

自分が興味を持つもの、あるいは頭をつかわなければ読めないものは、交感神経が活発に働き、大脳新皮質がさかんに活動するようになりますから、眠るどころではなくなってしまいます。

すでに述べたように、睡眠というのは副交感神経によって支配されるのですから、交感神経が興奮していたのでは眠れないわけです。それに、頸をつかわなければなりませんから、よけいに目が覚めてしまいます。

もちろんこれは、哲学や人生論の書物が好きな人の場合にだけあてはまります。ふつうの人ですと、これとはまったく逆になることが多いものです。

つまり、むずかしい哲学の書物を読んでいるうちに、眠くなってしまうのです。多くの人には、その意味で、人生論とか哲学書が睡眠薬がわりとしておすすめできます。

質の高い睡眠(短深眠法)

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