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2017年10月18日水曜日

妊娠中に糖質制限をして大丈夫でしょうか?

Question

妊娠中に糖質制限をして大丈夫でしょうか?

Answer

妊娠中に糖質オフ健康法を続けても何の問題もありません。人類は700万年ものあいだ糖質オフの生活を送りながら、妊娠・出産をくり返して今に至っているのです。

もし、妊娠をしている時に糖質オフがよくない影響を与えるとしたら、今人類が存続していることに矛盾が生じます。
長い長い人類の歴史のなかで女性たちは糖質をあまりとらないまま妊娠・出産・子育てを続けてきたのです。

したがって妊娠中だけではなく、出産後も育児中も塘紫オフは続けていただいて何の問題もありません。

糖質オフ健康法を続けていると、ケトン体をエネルギーに使うようになりますが、このケトン体は胎児にも安全なので心配する必要はありません。
ついでにいえば、授乳期の乳児は高ケトン状態です。なぜなら、母乳が高脂肪低炭水化物の食物だからです。

逆に、気にするべきなのは妊娠中の高血糖のほうでしょう。母体および胎児によけいな負担をかける糖質はとり過ぎないにこしたことはありません。

なお、妊娠をした際の検査で妊娠糖尿病にかかっていることが判明するケースはめずらしくありません。
妊娠をしている時に血糖値が高い状態が続くと、流産や早産になりやすく、また巨大児が生まれやすくなるというデータもあります。

そのため、このケースにあてはまる時、妊娠中は適正な血糖コントロールが重要になってくるわけです。妊婦さんには糖尿病の飲み薬は使えません。したがって血糖コントロールにはもっばらインスリン治療が行なわれます。

糖質制限食なら、インスリン注射なしで血糖コントロールが可能です。このように妊娠糖尿病や糖尿病妊娠の妊婦さんにとって糖質制限食は大きな福音となります。

なお、妊娠糖尿病にかかった人か糖質制限食を続けることで無事に出産したという声もたくさん寄せられています。安心して糖質オフを続けて、元気な赤ちゃんを産んでください。
糖質制限食

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