Question
めまいは大病の兆候?Answer
昔は「無病息災」といって、病気がまったくない状態こそが健康とされ、「無病」.を目指すことこそが大切とされていましたが、現代ではここまで「無病」にこだわる必要はありません。「無病息災」といわれたのは「人生50年」といわれていたときの話です。平均寿命が80歳を超えている今、「一生無病」でいることなどはまず不可能です。
また、昔は「ただの風邪」でも肺炎になって命を失うことが少なくありませんでした。しかし、今はそうではありません。不治の病といわれたガンも発見が早ければ十分に治ります。
今、私たちが考えなければいけないのは、「無病」ではなく「早期発見」でしょう。健康に暮らすためには病気の早期発見が重要です。人間の身体とは正直にできていて、大きな病気になる前には必ず何らかの兆候があります。この兆候を的確にキャッチすることこそが、健康に暮らす上でのコツということができるでしょう。
めまいや立ちくらみも、そのような兆候のひとつです。「たかがめまい」「ただのめまい」と思っていると、身体からの注意信号、危険信号を見落とすことになります。
「寝不足でもないのにめまいに襲われる」「急に立ちくらみがした」ということが続くようなら病院で検査を受けてください。めまいは大きく3つの症状に分けられます。
1つ目はふらつき、2つ目は立ちくらみ、3つ目は天井などがグルグル回って見える回転性のめまい。ふらつき、立ちくらみは、不整脈、脳貧血、低血圧、高血圧、動脈硬化などによって起きる症状でもあるので、それらの病気が進行している可能性があります。
はじめはただのめまいでも、放っておくと意識障害が起きることもあり、また、動脈硬化が原因の場合は、脳卒中を起こす危険もあります。回転性のめまいの場合は、メニュール病、突発性難聴、小脳腫瘍などが考えられます。
これらの病気も早期発見、早期治療が重要ですので、「これはただごとではない」というときは、すぐに検査を受けてください。
ストレスMax、不快きわまりない「めまい」症状
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