Question
キス病って?Answer
キス病という名を聞くとロマンチックな光景が思い浮かびますが、この病気はそんな甘いものではありません。キス病はEBウィルスというウィルスによって起きる感染症で、唾液を介して感染することからこう呼ばれています。
このEB ウィルスには非常に珍しい特質があります。インフルエンザウィルスなどは、日本人がかかってもアメリカ人がかかっても同じ症状が出ますが、EB ウィルスの場合はそうではなく、地域や民族などによってかかる病気が変わってくるのです。
たとえば、アフリカの子供がこのウィルスに感染すると、悪性リンパ経である「バーキットリンパ腫」というリンパ腺のガンになります。
中国の客家の人たちがE Bウィルスに感染すると上咽頭ガンになります。アメリカ人が感染した場合の症状は、高執と喉の痛みで、頸部リンパ節が経れることもあります。通常は数日の入院で治りますが、ひどくなると肝臓が腫れることもあります。ちなみに、日本人がかかった場合はアメリカ人と同じ症状が出ます。
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