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2018年6月8日金曜日

[健康と病気]甘味依存症候群

Question

甘味依存症候群

Answer

「甘味依存症候群」とは、ケーキやようかんなど、甘いものを食べすぎてしまう病気で、進行すると糖尿病をはじめ、心臓病、高血圧といった成人病の引き金になります。

ケーキの食べすぎというと、女性に多い病気と思うかもしれませんが、甘味依存症候群はアルコールの飲めない男性に多い病気です。簡単にいうと、アルコール依存症の「甘いもの」版となりますが、

専門医の間ではアルコール依存症よりも甘味依存症候群のほうが難しい病気といわれています。
甘味依存症候群が難しいのは、アルコールと違って甘いものの場合は酔っぱらうということがないので、歯止めが効かなくなる点です。

実際、甘味依存症候群になると、1 日にシュークリームだと10個くらい食べてしまうといいます。また、アルコール依存症は一般に知られているので、本人も家族も深刻に考えますが、甘味依存症候群はまだ知られていないので、本人も家族も病気とは思いません。それが、早期の発見を難しくしているといわれています。

甘味依存症候群にかかる人には傾向があり、会社人間と呼ばれるくらい真面目で、凡帳面な人がよくこの病気にかかります。また、甘味依存症候群が目立ちはじめたのはバブル経済が崩壊した頃からで、そのような社会状況、経済状況が背景にあるとも考えられます。

ともあれ、甘味依存症候群は本人はなかなか気がつかないので、家族の協力が大切です。これまで見向きもしなかったケーキやまんじゅうなどに急に手を出すようになったり、冷蔵庫にしまっておいたケーキがいつのまにかなくなるようになったら、甘味依存症侯群を疑ってみてください。
ストレスが原因の場合は、カウンセリングなどの治療をすることで比較的早期に治ります。 発酵黒豆エキスの使用感と効果

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