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2018年11月28日水曜日

良い腸内フローラと悪い腸内フローラの違い

Question

良い腸内フローラと悪い腸内フローラの違い

Question

「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の比率が違います。

私たちの健康、美容、心を守るには、腸内フローラが大切だということが分かったところで、気になるのが「良い腸内フローラと悪い腸内フローラは何が違うのか? 」でしょう。

簡単に言えば、「善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランス」と、「多様性」で決まります。100兆〜1000兆個もある腸内細菌は、その働きによって、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つに分けられます。

私たちの体にとって良い働きをしてくれるのが善玉菌、良くない働きをするのが悪玉菌、どちらでもないのが日和見菌です。

善玉菌の代表が、ど存知の「ビフィズス菌」や「乳酸菌」。どんな良いことをしてくれているのかと言えぼ、主に次のような働きがあります。
  • 腸内を酸性に保ち、悪玉菌が増えるのを抑える
  • 腸のぜん動運動を活発にして、病原菌を撃退する
  • 免疫力を上げる
  • 消化、吸収を助ける
  • ビタミンをつくる
ビタミンをつくる一方、悪玉菌の代表は「ウェルシュ菌」や「大腸菌」で、次のような害を体に及ぼしています。
  • 腸内をアルカリ性に傾かせる
  • 腸内のたんばく賞や脂肪を腐敗させる
  • 悪臭のある物質をつくる
  • 発がん物箕などの有害な物質をつくる
もう1つの日和見菌はと言えば、長いものに巻かれるタイプです。その働きはいまひとつ明らかになっていませんが、善玉菌優勢のときには善玉菌の味方をし、悪玉菌優勢のときには悪玉菌に肩入れしてしまうようです。

善玉・悪玉・日和見の割合は、「2:1:7」が理想と言われています。いちばん多いのは日和見菌ですが、悪玉菌よりも善玉菌を増やすことが、腸内フローラを改善するいちばんのポイントです。そうすると、私たちの体にとってプラスになる働きをしてくれます。

さて、もう1つのポイントは多様性です。つまり、腸内細菌の種類や量が多いはうがいい。糖尿病やがんなど、複数の病気で、腸内細菌の多様性が低下することが報告されています。
善玉菌も悪玉菌も日和見菌も、それぞれが助け合いながら暮らしています。いろいろな種類の腸内細菌がたくさんいたほうがバランスも良くなり、全体のパフォーマンスも上がるのでしょう。

疲れた腸をリセットは、知らず知らずのうちに疲れてしまった腸を元気にする知識や方法の紹介です。 

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