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2018年12月19日水曜日

[腸内フローラ]すごく体力がある人や 風邪なんてひかない人には どうやってもかなわない?

Question

すごく体力がある人や 風邪なんてひかない人には どうやってもかなわない?

Answer

誰でも逆転を起こせます。諦めないで!

便移植でまったく違う自分をめざすより、生まれた直後につくってもらった腸内フローラを最大限にいかしましょう」と言うと、こんなつぶやきが聞こえてきそうです。

最大限にいかしても、もともと良いものを持って生まれた人にはかなわないのでは?

そう思ってしまう気持ちはわかります。でも、そんなことはありません! 「逆転劇″」は必ず起きるんです。

たとえば、先はど、お肌を若く保ってくれる「エクオール」という物質をつくってくれる腸内細菌を持っている人と持っていない人がいると紹介しました。

単純に考えれば、その腸内紳菌を持っている人のほうがいつまでも若々しくいられるはずですが、その人が不摂生を続けていたら、いつのまにか腸も血管も老化が進んでしまって、お肌の紳胞に届く栄養も不足しがちになり、若々しいどころか、年齢以上に老けて見えるようになるでしょ う。

「裕福な家庭に生まれた子どもが、親の財産を使い果たす」というケースに似ていますが、不摂生をしていれば最終的には生まれつき持っていたアドバンテージを使い果たし、ゼロどころかマイナスになってしまうのです。男女の「逆転劇」もあります。

血管の老化は、じつは男性のほうが早くから進みやすいのです。なぜなら女性は、女性ホルモン「エストロゲン」によって、老化から守られているから。エストロゲンには、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働き、血圧を安定させる働きがあります。

だから、エストロゲンの分泌が多い間は、血管が老化しにくい。実際、同年代の男女を比べると、女性の血管のほうが10〜20歳若いと言われています。

男性の場合、まだ働き盛りの40歳前後から、脳卒中や心筋梗塞などの血管の病気で倒れる人が少なくありませんが、女性にはあまりいません。それは、子どもを産むという大事な仕事を託されている女性を守るために、神様が授けてくれたプレゼントなのでしょう。ところが、更年期にさしかかりエストロゲンの分泌が減ってくると、それまで受けていた恩恵がなくなってしまうため、老化が進んでしまいます。

もしも、そのときにタバコを吸ったり、不摂生を続けていれば、血管の老化スピードはさらに加速するでしょう。ですから、更年期を過ぎたら、エストロゲンに守られていた頃と同じ生活をしていてほいけないのです。といっても、急に生活習慣を改めるのは難しいでしょうから、若いうちから気をつけるに越したことはありません。

どんなに良いものを持って生まれてきても、不摂生を積み重ねれば、そのしわ寄せはまず腸と血管に表れます。でも、

うれしいことに、いったん老化した膿も血管も、若返らせることができます。「腸内フローラは、食生活や生活習慣により、たった1日の間でも刻々と変化している…と看きましたが、血管も、悪い生活習慣を改めれば、すぐに効果が現れます。血管と腸管… …管は、いわば履歴書のようなもの。日々の生活にどれだけ気を配っているかが、如実に表れます。

更年期後の女性はエストロゲンが減少して動脈硬化が促進、血圧が上昇する 

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